伊豆日日新聞に 西原宏夫会長のコラムが掲載されました

先日、劇団四季の ミュージカル「アナ と雪の女王」を見た。

その中でも一番感激 したのが「ヒュッゲ」 の場面。

以前、ヒュッゲ」の本を何冊か読んだことがあるので、かなり 響いた。

なぜ、「アナ と雪の女王」に唐突に 「ヒュッゲ」が出てく るのか調べたら、

原作 がデンマークのアンデ ルセンの童話だったと 分かり納得。

「ヒュッゲ」とはデ ンマーク語で「居心地 のいい場所」や「楽し い気分」「安らぐひと とき」などをいう。

「日 本で、ヒュッゲに暮ら す」(イェンス・イェ ンセン、PARCO出 版)の中にこんな文章 がある

「ヒュッゲをするには、 心地よい空間が大切だが、食を 通じてのヒュッゲもたくさんあ る。

とくに『何を』食べるかよ 『誰と』食べるかが、重要 なんだ。

なぜなら、心があった まるコミュニケーションの時間 によって、ヒュッゲを感じるこ とが多いからだ」。

米国の社会学者、レイ・オルデンバーグが 提唱した考え方に「サードプレ イス」がある。

サードプレイス とは、家庭(第1の場)でも職 場や学校(第2の場)でもない 第3の場所に注目しよう、とい うこと。

第3の場所とは、居心 地が良く、まったりとした時間を過ごせる場 所を意味している。

まさに、ヒュッゲだ。 実は、三島にはヒュ ッゲできる場所が多くある。

私設図書館や、 ウイスキー醸造所、み しま未来研究所、ゲストハウスギワ、サブスクリプションのカレー 店等々。

そのどこでも 飲食ができる。その他 にも、土、 日曜日には 必ず各種イベントがある楽寿園。

東京ドームの1・5倍の広さがある緑豊かな公園だが、三島駅から徒歩1、2分の至近距離にある。

そして、音楽イベントが盛んな水辺の心安らぐ白滝公園も。

三島にヒュッゲしに来 ませんか?

(三島市観光協会長)