静岡新聞に掲載されました

下田高南伊豆分校
香るパクチーで大賞
餃子レシピコンテスト
西原洋社長(右)から表彰を受ける(同2人目から)高橋さん、飯田さん、正田さん、黒田さん=南伊豆町の下田高南伊豆分校
南伊豆町の下田高南伊豆分校「草花専攻班」生徒が、葉物野菜を使った餃子レシピコンテストで最優秀賞に輝いた。4人は栽培したパクチーを使ったギョーザの開発に取り組んでおり、商品化を目指す。
同校では本年度から、農業経営通じた地域産業の研究に取り組む「野菜マネジメントプロジェクト」の一環で、同事業を主催した県産野菜を使った野菜レシピコンテスト(主催・にしはらグループ本部=島田市)に参加した。
最終審査に挑んだのは生活学系列の3年、高橋紗良さん、飯田海月さん、正田優芽さん、黒田潤さんの4人。パクチーの収穫からレシピの考案、調理、書類審査まで通過した。
審査は島田市で開かれ、100人前後の試食審査員による投票で決まった。
商品は今後、伊豆半島を中心に展開するラーメンチェーン店「一番亭」などで販売予定。
西原社長は「誰が食べても香るパクチー」と評価し、「地元の生徒と協力し、産地に近いスーパーなど販売先の拡大を図る」と話した。