63万通りの中から高校生考案ラーメンが完成!「世界にひとつだけのカップラーメン」完成披露試食会に参加してきました!

はじめに

2026年1月14日、沼津特別支援学校愛鷹分校が主催する「世界にひとつだけのカップラーメン」完成披露試食会が開催され、にしはらグループもサポーターとして参加させていただきました。

このプロジェクトは、

生徒さんが職場実習を通じてラーメンづくりの奥深さを感じたことがきっかけで生まれました。

「一人ではなく、クラスの仲間と一緒に思い出を作りたい」

そんな想いから始まったドリーム・プロジェクト。

近隣の城北高校の生徒さんもサポートとして参加し、学校の垣根を越えた取り組みとなりました。

私たちにしはらグループも、味づくりの場の提供などでこのプロジェクトをお手伝いさせていただいたんです。

今回はその集大成となる試食会の様子をご紹介します。


79種類の食材、63万通り以上の組み合わせへの挑戦

味づくりの舞台となったのは、私たちにしはらグループが運営する「餃子の一番亭」です。

店舗を貸し切りにして、生徒さんたちに思い切り取り組んでいただきました。

用意した食材は、なんと79種類。

その組み合わせは63万通り以上にもなります。

20名の生徒さんが1日で約80種類もの味を試作し、究極の一杯を追い求めました。

素人では無理だと思われるような、まさにゼロからのスタート。

一番生徒さんたちの頑張りを見ていただきたかったところです。

静岡県産の食材を積極的に取り入れながら、生徒さんたちは自分たちだけの味を探し続けたんです。


3年1組「愛鷹31(さんいち)ラーメン」

3年1組が完成させたのは「愛鷹31(さんいち)ラーメン」です。

ベースは塩。

静岡県産の椎茸とネギを使い、そこに隠し味として抹茶を加えた構成になっています。抹茶のほろ苦さと塩のさっぱり感が合わさって、他にはない個性的な一杯に仕上がりました。

パッケージのデザインにも注目していただきたいのですが、学校から見える富士山と校舎をモチーフにしています。

地域と学校への想いが詰まったビジュアルになっていて、見た目からも生徒さんたちの気持ちが伝わってきます。


3年2組「さっぱり桜エビラーメン」

3年2組は「さっぱり桜エビラーメン」を完成させました。

ベースは鶏ガラで、

静岡県ならではの桜エビを贅沢に使用。そこにワカメとチアシードを組み合わせています。

エビの風味がしっかりと感じられる、優しくバランスの取れた味わいです。

パッケージは、生徒さんが描いたイラストをヒントに猫のキャラクターを制作。

城北高校の生徒さんとも協力し、クラス全員の意見を出し合って完成させたそうです。


生徒さんたちの声、先生の声

試食会では、生徒さんたちから印象的な言葉をいただきました。

「限られた環境でも、可能性があれば何でもできると伝えたい」

また、「お店の味と変わってしまう不安があったけれど、周囲から美味しいと言われて安心した」という声もありました。

自分たちが作ったものを誰かに食べてもらう緊張感と、認めてもらえた時の喜び。その両方を生徒さんたちが感じられたのでしたら、本当に素晴らしい体験だと思います。

先生からは、「学校では見られない真剣な表情や積極性が見られた」という評価をいただきました。食の現場だからこそ引き出された生徒さんの一面があったのだと思います。


プレゼンに向けてのアドバイス

今回ご依頼いただいた内容の一つ、試食会の場で生徒さんたちにプレゼンテーションについてのアドバイスもさせていただきました。

楽しかったことだけでなく、苦労した壁や落差を語ることで、物語にぐっと深みが出ます、といった点、「63万通りの中から選ばれた」などの具体的な数字を入れたり、そして完成品の写真の品質について、(テレビCMのように美しさを意識して撮ると最高です!)とお伝えさせていただきました。

生徒さんたちがこれから発表の場に立つ時、少しでもお力になれたら幸せです。


おわりに

今回のプロジェクトを通じて感じたのは、既製品にはない「尖ったこだわり」が詰まった、とても面白い商品ができたということです。

79種類の食材から63万通り以上の組み合わせを検討し、生徒さんたちが自分たちの手で選び取った味。それは間違いなく「世界にひとつだけのカップラーメン」でした。

にしはらグループでは、職場体験の受け入れをはじめ、地域の学校との連携に力を入れています

今回のように、食を通じて若い世代の挑戦をサポートできることは、私たちにとっても大きな学びの機会です。

沼津特別支援学校愛鷹分校の生徒さんたちが主体となって作り上げた「愛鷹31ラーメン」と「さっぱり桜エビラーメン」は、本当に素晴らしい一杯でした。このプロジェクトに関わらせていただけたことに、心から感謝しています。

これからも、地域の子どもたちや学生のみなさんの挑戦を、食の現場から応援していきたいと思います。